真菌よる感染症/クリプトコックス症

イースト菌の仲間が起こす病気「クリプトコックス症」
クリプトコックスと呼ばれる菌が感染することにより起きる病気です。
この菌はカンジダと同じ酵母状真菌で、クリプトコックスの感染による深在性真菌症です。
多くは体力や抵抗力が落ちた時か、体力を消耗する病気の二次感染として起こります。

【感染経路】

土の中やカラカラの乾燥状態となった鳥の糞便中の細菌が、ホコリ等とともに体の中に入り発病します。
免疫不全との関連が重視されており、他の病気を持っている場合や、免疫機 能が弱っている場合は注意が必要です。

【ヒトの症状】

肺に感染した場合の多くは無症状で、健康診断や他の病気で病院にかかった時に偶然発見されたりします。  
発症した場合には、発熱、咳、喀啖が見られます。    
急性又は亜急性に髄膜脳炎を発症し、発熱・頭痛・嘔吐を起こします。  
また病巣が大脳皮質、脳幹、小脳にも及ぶ場合は意識障害を起こします。  
重症になると脳、脊椎髄膜の病巣により死亡に至ることもあります。

【動物の症状】

ヒトと同じ症状を示します。  
やはりヒトと同じく、多くは体力や抵抗力が落ちた時か、体力を消耗する病気の二次感染として発症します。  
また一見して健康と思われるものでの発症も知られています。

【予防】

クリプトコックスは自然界に広く存在します。
特に神社仏閣などのハトの糞からは、この菌が高率に見つけられています。
鳥類の糞便をきれいにすることが必要です。