| ■ 眼が赤くなって変!「結膜炎」 【角膜と強膜・結膜】 角膜と強膜は、眼の一番外側にある膜状の組織です。 そしてこれらは、眼の中の組織を守るためにとても丈夫な線維組織でつくられています。 角膜とは一般に言う「くろめ」の部分です。 そしてこの角膜は眼の前面の表面にある膜で、光が良く通過するように透明になっています。 角膜は常に外界と接して空気にさらされています。 そのため乾燥したりホコリが付いたりします。 そこで「まばたき」というまぶたの動きによって、常にその表面を湿らし、ホコリを取り除いています。 自動車で言うと、フロントガラス(角膜)が汚れたのでウィンドウ・ウォシャー液(涙)をかけて、ワイパー(まばたき)で汚れを取る・・・という感じですね。 強膜とは一般に言う「しろめ」の部分です。 この強膜は、眼球で角膜以外の部分を全部おおっています。 この「しろめ」と「くろめ」の境目から、まぶたの裏側を結膜と言います。 結膜とは、まぶたの裏側から「くろめ」のふちまでをおおっている粘膜組織です。 ですから、一般に言う「しろめ」の部分の表面も、この結膜でおおわれています。 結膜は眼の健康状態を保つために、分泌物を出しています。 【原因】 細菌、ウイルス、カビに感染した時などにこの部分に炎症が起きるのが、結膜炎です。 また眼をこすって傷を付けたり、花粉症などのアレルギー症状として結膜炎が起きることもあります。 草むらに入ることの多いワンちゃんは草の実などが眼に入り結膜炎を起こすこともあります。 また流涙症などの他の眼の病気が、原因となることもあります。 【症状】 まぶたの腫れ、充血、目やにや涙が増えたり、眼をこすったりします。 また結膜が水ぶくれ状になり、まぶたの外に赤っぽく見えてしまうこともあります。 まぶたを開いてみると、ポツポツとしたものが出来ていることもあります。 痛みが出た時には、眼をシバシバしたり、触られるのを痛がるようにもなります。 また、全く眼を開けない仔もいます。 【治療の重要事項】 原因を突き止めたり効果的な治療を行うため、涙の分泌量の測定、結膜の細胞の採取、細菌培養を行うなど様々な眼科検査を行います。 また治療に必ずと言って良いほど点眼薬が処方されますので、確実に点眼出来るようにしましょう。 |